◆歯を抜かなくていい床矯正(SH療法)

◇予防歯科医の認めた歯列矯正

私は従来の矯正には長い間疑問を感じていました。

それは、みつもり歯科医院から矯正専門医に紹介した患者さんが治療が終わって戻ってみえてお口を拝見した時、きれいになってよかったなと思う一方、矯正がその方にとって本当に良かったのだろうか・・・といつも考えさせられてしまうからです。

大切な歯を抜いてまですることなのか。

さらに

矯正後、鼻を境に上下で別人のように大きさが違う?!

顎関節症が悪化する!!!!

歯の根が溶けて歯が短くなった!!!

装置の周囲にむし歯が多発!!

せっかく治ったのに元に戻りはじめた!

など、枚挙に暇がありません。

ですから、私は生涯矯正には手を出すことはないだろうと思っていました。

しかし私の参加しているSHTAのSH療法(顎拡大矯正療法)は、従来の矯正とは考え方、治療方法がまったく違っていました。

予防歯科医として納得のいく、理想に近い矯正をご紹介いたします。

◇歯列不正はなぜ起こるのか

歯並びが悪くなる主な原因はすべての歯の幅の合計に対してあごが小さいことによるためです。

むかしむかしヒトは野山を駆け巡り、動物をつかまえたり植物を採取してそのまま食べていました。その頃のヒトのあごは歯が並ぶのに十分な大きさがあり、そのあごがなければ食事は出来ませんでした。

しかし、現代人は歯の代わりに火や道具を使って食材を調理や加工して食べやすくすることで食生活が大きく変化しました。あごが十分成長していなくて丈夫な顎や筋肉を持たなくても簡単に食べ物が食べられるように徐々に変化していったのです。

ところが歯の大きさは顎ほどには著しい変化をしませんでした。そのために歯並びの乱れが起きてしまったのです。

小顔(小さいあご)の芸能人に憧れを持つ日本人は多いです。八重歯がかわいいというのはなどその表れでしょう。しかし、十分発達していないあごを持つことでさまざまな問題が起こっています。

むし歯が発生しやすい、歯周病が悪化しやすいだけでなく、顎関節の異常、咀嚼力の低下による障害、睡眠時無呼吸症候群、鼻中隔湾曲症によ副鼻腔炎などなど枚挙に暇がありません。

◇これまでの矯正は

従来の矯正は、あごが小さいのだから、歯をあごに合わせるために歯を抜いて数を減らし、きれいに並べようという考え方です。

歯を動かすのは矯正医です。歯は矯正医によって無理やり強引にきれいに整列させられるのです。

◇新しい矯正・SH療法(顎拡大療法)

歯並びの悪くなってしまったのは歯が大きいために起こったのではなく、あごが十分に成長していないために起こったものです。

そこで従来の矯正とは異なり、このSH療法はあごを正常なところ、つまり本来成長するはずだったところまで成長させてあげようするものです。あごが成長して、歯が並ぶのに十分なスペースができさえすれば、乱れて生えていた歯は自然に本来その歯が並ぶべき位置に勝手に動いていってくれる・・・というものなのです。

歯を並べるのは矯正医ではなくあなた自身、つまりあなたのからだなのです。歯は多少でこぼこしていても、歯自身が一番居心地のいい場所へ動いていくのです。

◇SH療法の特徴

矯正装置は終了するまで取り外し式だけです。

夜9時間から11時間ほど(就寝中も)入れておくだけです。

◇SH療法の利点と欠点

利点:歯を抜かないで矯正できる

装置は自分で着脱ができる

取り外し式装置で日中に装着しないので矯正を人に知られない

年齢にあまり関係せずできる

矯正後の後戻りが生じにくい

歯の根が溶けて短くなることがほとんどない

骨格も変わるので、他の症状に効果がある

例えば:睡眠時無呼吸症候群の改善

顎関節症、

いびき、

顎関節症

鼻炎、有鼻腔炎の予防など

従来の矯正より安い

 

欠点:装置を外せるのがマイナスになることもある

   本人のやる気にかかっている

     家族の協力が不可欠

      最終的な歯並びがややおおざっぱ

◇気をつけていただきたいこと

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日本での床矯正は4種類程あるようですが、本法は他の方法と考え方・技術・装置が全く異なります。

他の方法の最大の問題点は矯正装置で歯だけが倒れながら移動することです。傾いた歯は外力に弱く、歯を支える骨に問題を生ずる可能性があります。

◇治療費

※治療費は変更することがあります。最新の治療費は歯科医院のスタッフに直接ご確認ください。