「年をとれば歯を失うのはしかたないこと」と思っていませんか?
ちょっと待って!だれでも習慣を変えるだけで、一生快適なお口でいられるんです。
お若い方から高齢の方までお口のトラブルは様々です。
お口が臭いや血が出る...から…もう歯が残せそうもないほどに進行や悪化したむし歯や歯周病まで。
でも口の病気の多くは普通は静かに進行する慢性の疾患なので、みなさんそんな厄介なことになっているなんてほとんど気が付いていないんです。
ご存知と思いますが、むし歯も歯周病も歯垢(口の中の細菌)が「原因」です。
えっ私、歯を磨いているんですけど、、、なぜ?
いえいえ、歯垢は原因ですけど、それだけではそんなに悪化したり進行したりしないんです。
実はあなたの「体の機能」とあなたの「食習慣、生活習慣」に進行させたり、悪化させる「要因」があるんですよ。
歯科医院の歯科予防の大きな幹は「患者さんの歯磨きでは取れないガンコな歯垢を取り除く」ことと、「習慣がより良くなるよう変えたり改善することを患者さんといっしょに取り組む」ことにあります。
8020という運動があります。これは歯の数が20本より少なくなると食べられない硬い食材が出てくることから、80歳で20本の歯を残そうという取り組みです。
ですので歯科予防は思い立ったら始めることが大切、そして続けることが大切です。決して遅いということはありません。
みつもり歯科医院は1999年7月に完全に予防歯科にシフトしました。開業以来とにかくきちっと治療をすることをこころがけてきました。しかし何年かするとむし歯の再発や歯周病の悪化から歯を失う患者さんが出てきました。
なぜなんだろうという気持ちと、治療だけして終わりではいけないという気持ちとが一緒に湧き上がってきました。
その後、勉強をすすめるうちに様々なことがわかってきました。予防歯科は口の中の細菌と咬む力、それに生活習慣や食習慣が悪化、再発を起こしていることがわかってきたのです。そのために大切なのは新しく正しい知識でした。そして、それまでの誤った古い知識では予防歯科ではまったく役に立ちませんでした。
予防歯科は患者さんご自身と歯科医院でそれぞれに役割があります。患者さんは正しい予防歯科の知識で習慣を見直すことと、自己流ではない正しい歯磨きをすることが大切です。一方、歯科医院では患者さんに正しい知識を提供し、患者さんのケアのサポートをします。どちらが欠けてもダメで車の両輪になります。
だれもが年をとると生理的なだけでなく歯周病で歯の根が出てきたり、根もとがむし歯になったり、噛む力で歯が削れたり欠けたり割れたり、そして歯を失ったりと口の中はお若い頃よりも複雑になり、セルフケアが難しくなります。さらには口の中の細菌が原因で誤嚥性肺炎で亡くなる患者さんが急激に増えます。口の細菌は口の中だけでなく全身に様々な問題を起こします。人生いろいろありますが、できる限り生涯にわたって予防歯科を続けることが大切なのです。
みつもり歯科医院では予防歯科に取り組むのに大切にしていることがあります。
それは予約優先制と時間厳守です。予防歯科は当院を繰り返し利用してくださる患者さんが、快適であることがとても大切です。予約なのに待たされる苦痛があってはならないからです。当院では待たされることがありません。
また歯科衛生士は指名制です(指名ナシもあり)。信頼できる歯科衛生士の担当であればより安心で快適だからです。
みつもり歯科医院ではメンテナンスを歯科衛生士に投げっぱなしにしません。年に1回、院長は歯科衛生士とともに患者さんのお口のチェックをします。「協診」といい患者さんのお口のなかを複数の目で観察することをとても大切にしています。
予防歯科で大切なのは正しい知識。歯はむし歯、歯周病の細菌によるものと、噛む力で壊れていきます。それを加速させる生活習慣や食習慣を改善して、歯を失うのをできる限り先送りにするのが予防歯科です。
歯科医院の予防の中心はメンテナンスです。みつもり歯科医院では、まず最初に歯科衛生士や院長の歯科医が歯ブラシでしっかり歯を磨く「術者磨き」を大切にしています。これは正しい歯の磨き方を思い出していただくためと、PMTC
(プロによる器械をつくった歯のクリーニング)の最初のステップになります。そして歯磨きのアドバイスもします。
続いてPMTC(専門家による器械を使った歯のクリーニング)でセルフケアで取りきれないこびりついた歯垢を除去します。技術は定期的に講師を呼んで腕を磨いています。
最後に歯を強くするためにフッ化物の塗布をします。ホームケアのフッ素入り歯磨剤にプラスすると効果はより高くなります。
これらとともに、歯磨き指導や生活の習慣のアドバイスをします。
みつもり歯科医院のメンテナンス間隔は3か月に1回が基本になります。歯周病やリスクで間隔は短くなります。
みつもり歯科医院ではメンテナンスを歯科衛生士に投げっぱなしにしません。年に1回、院長は歯科衛生士とともに患者さんのお口のチェックをします。「協診」といい患者さんのお口のなかを複数の目で観察することをとても大切にしています。
いくつになってもみんなと一緒になんでも食べられる幸せのために予防歯科はあります
今から定期的な歯のチェックとお口の定期的なメンテナンスを始めてみませんか!